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40. 2006年5月4日 方位の吉凶

 
今日は方位の吉凶についてお話しをしましょう。
大阪近郊にお住まいの方から「娘の勤務先が東京になったので、氣になり占い好きの知人に聞いたら、大阪から東京方向は最凶で、東京から大阪に戻っても最凶。悪いことが起きるから辞めたほうが良い」と言われたそうです。
とは云え、せっかく一流企業に就職できたのに、簡単に辞める訳にいきません。それで私になんとかならないか、という相談を受けました。
私はお嬢さんの生年月日と東京に向かった日を聞き、データを作成して吉凶を調べました。
まずお嬢さんにとって人間関係運に関する吉干が丙(ひのえ)で、東京に移動した日の奇門遁甲の東方位天盤は丙。さらにこの日を三元玄空で観ると、玄空数6が年・月・日と続く大吉日なのです。
今までの経験では、これだけの条件(詳しく書けない吉条件も含む)が揃えばほとんどの凶意を防ぎ吉になることが分かっています。
そこで私は、凶を下した人の判断がどこにあるのかを調べました。今年の九星は三碧で西に五黄殺、東が暗剣殺に当たります。移動した四月の九星が年と同じ三碧。移動日の八日は陽遁七赤なので東が五黄殺、西が暗剣殺になります。結果、年月日の九星の巡りから看ると東西は最凶方位となります。果たして本当にそうなるでしょうか。
私たち風水師は、九星だけで吉凶を看て判断することはありません。干支・陰陽五行・先天易・後天易さらに他の術数などを用いて天地人の氣の複雑なはたらき具合を読み解き、総合的に判断します。ですから九星だけで看て凶であっても総合的に観ると凶にはならないケースもあるのです。
もし凶であったとしても、風水師であれば吉へと氣のはたらきを変容させるように仕掛けていきます。
このコラムを読まれている方で、占い好きの人や占い師に怖いことを言われ、心を痛めた方もおられると思います。悩める人に対して恐怖心を植え付けるような人の言うことは聞く必要もありません。また運気改善に途方もない金額を要求する人の言うことに従う必要はありません。不安な時ほど、気持をしっかり持つようにしたいものです。